年金を上乗せする方法

現在の年金制度の中で、受給する年金額を上乗せする方法があります。最近あまり見かけなくなりましたが、「年金基金」と呼ばれるものです。その中でも有名なのが「国民年金基金」と呼ばれるもので、非常にメリットが大きいのでご紹介します。
年金を建物に例えると、国民年金というのは全ての年金加入者に共通する1階部分です。2階以上の部分というのは職業などによって有ったり無かったりです。自営業や自由業など、サラリーマンではない人というのは原則として1階部分しかありません。それだけだと受給する年齢になった時の受給額がどうしても必要額に足りず、老後のマネープランに不安を残してしまいます。
これがサラリーマンの方々だと厚生年金という2階部分があるので、国民年金だけの人より恵まれた老後となります。
それならサラリーマンではない場合、老後のマネープランの中核に年金を据えることは難しいのでしょうか?実は、こんな疑問や不満が噴出したことを受けて、1991年にはサラリーマン以外の方々が年金の2階部分を任意に設定できるようになりました。これが、「国民年金基金」です。
これに加入すると、国民年金と年金基金、両方を納める必要が出てきますが、その分だけ受給する年金額が上乗せされます。しかも、年金基金に払い込むお金というのは全額所得から控除されるので節税効果が高く、老後に備えながら税金対策ができるということで自営業者の方々に大変人気です。強制加入ではないので、金額を自由に設定できるのも大きな魅力です。
1階部分の国民年金だけに加入していて老後のマネープランに不安を感じている方は、まず第一にこの年金基金をご検討されることをお勧めします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加